2017年12月04日

故人の意志を何処まで拾いあげられるか

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葬儀をするのには、葬儀社の協力が必要になります。どんな葬儀を望んでいるのかで、資料を取り寄せる業者もかわります。基本は、火葬になりますが、灰となった故人を海にまくという葬儀方法もあります。また、個人の墓ではなく、樹木の側に葬り供養する方法もあります。

どういった方法にするのかは、故人の意志を尊重するようにします。生前、葬儀のことを話し合っていれば、それに沿うように葬儀を進めていけます。資料の取り寄せも、意志が尊重できる葬儀方法を提供している業者になります。

問題になってくるのは、こういった話し合いを一度もしたことがない場合です。死に関して話すことを嫌う人もおり、家族ともそんな話し合いをしたことがないと、どうすれば故人の意志を尊重できるのかわかりません。こういったことが起こらないように、あまり触れたくない話題であっても、こういったことを話し合う機会をもうけるべきです。誰だって、いつかはその時が来てしまうのは、避けられません。意志を表示する方法は、話し合うだけではありません。遺言状を制作したり、エンディングノートに書いておくだけでも、意志を伝えることはできます。その意志を尊重して、可能である葬儀方法で、故人を送り出してくれます。葬儀の方法も多様化してるので、一度も自分で資料を取り寄せて見てみるのも悪くありません。死んでからもお金が必要となるのも、理不尽な話ですが、葬儀費用を家族に遺しておけば、家族の負担も軽減されます。